新書体「鼎隷書」リリース記念 PR用ビジュアル制作|Monotype株式会社
2024年10月にリリースされた、フォントワークス株式会社(現・Monotype株式会社)初となるオリジナル隷書体「鼎隷書(かなえれいしょ)」のPR用ビジュアルのキュレーション、ディレクションを担当しました。
「鼎隷書」とは、書体デザイナーの山村佳苗さんが手がけた、伝統的でありながら軽やかな平ペン風のエレメントなど現代的な空気をまとったオリジナルの隷書体のこと。通常、隷書体は日本銀行券(紙幣)や新聞の題字など、格式高い場面で使用されることの多い書体です。そんな固定概念を覆すように「もっとカジュアルに使われる隷書体があってもいいのでは?」という山村さんの発想から、書籍やパッケージ、テロップなど幅広いジャンルで活用できるこの鼎隷書は誕生しました。
本書体のリリースを記念して、Campではイメージビジュアルを制作いただくアートディレクターのアレンジから担当。音楽シーンやグラデーションを多用した書籍の装丁を得意とするパンチさん、ポスター、ロゴ制作やミュージックビデオなど幅広いジャンルでのアートディレクションやデザインでご活躍中の吉川和弥さん、親しみやすいデザインでアパレル、化粧品、食料品などあらゆる企業のロゴ制作や広告デザインを担当されている清水艦期さんに、鼎隷書を使ったイメージビジュアルと、モックアップのグラフィック作品を制作いただきました。あえてディレクションは最小限に、各クリエイター思い思いに表現していただき作品をつくっていただくことで、隷書体に秘められた新たな可能性を広げるとともに、鼎隷書を知ってもらうきっかけとなることを目指しています。
パンチさん


吉川和弥さん
清水艦期さん


Credit
クライアント:Monotype株式会社(旧:フォントワークス株式会社)
プロジェクトマネジメント:金田ひかり
キュレーション:植木駿(Camp)
グラフィック制作:吉川和弥(合同会社自営制作)、パンチ、清水艦期
Links
https://note.com/fontworks_note/n/nf47276965e4c
https://note.com/fontworks_note/n/nee0a878eade4
https://note.com/fontworks_note/n/ne6839d12951d
https://note.com/fontworks_note/n/n50023e4b77f9



