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Camp Inc.

2023年3月10日(金)渋谷ヒカリエ8F COURT・カルチャーショックスタジオ『make (a) Camp』にてHuuuu × 藤原印刷とのコラボイベント「クラフトプレス・ミーティング」開催!

2023.02.28

Camp Inc.が運営するカルチャーショックスタジオ『make (a) Camp』のコラボレーション企画第二弾として、Huuuu.incと 藤原印刷株式会社のイベント「クラフトプレス・ミーティング supported by make (a) Camp」を2023年3月10日(金)渋谷ヒカリエ8F COURT・「make (a) Camp」内にて開催します。

2022年12月に渋谷ヒカリエ Creative Space 8/にオープンしたカルチャーショックスタジオ『make (a) Camp』。Campがビジョンとして掲げてきた“偏愛で世の中に寛容をつくる”を体現し、「アートの社会実装」「クリエイターの支援」を目的として、オープン期間中にさまざまな組織やチームとのコラボレーション企画を行います。

第二弾は、ローカルを軸にした編集チーム「Huuuu」と小規模な個人出版を数多く支える長野県松本市の印刷会社「藤原印刷」の2社とともに、アイデンティティを反映する出版『クラフトプレス』に関するイベントを開催します。

近年、世の中に広く開かれつつある「本をつくること」。出版社に限らず、あらゆる企業や制作チーム、そして個人が小規模なロットで作り手の哲学やアイデンティティを反映した出版物をつくる“インディペンデントな本づくり”を行い、その出版物を著者自身で書店や読み手に届けることによって、あたらしいカルチャーが生まれようとしています。
本イベントでは、そうした本づくりの新しい潮流を『クラフトプレス』と定義し、『クラフトプレス』を支える人、つくる人たちによるトークイベントや『クラフトプレス』を体現した本の展示販売を開催。盛り上がりを見せつつある『クラフトプレス』の世界の現在を伝え、そして未来を考えます。

■ 『クラフトプレス』の実践者と考える、「小さな出版活動」にまつわるトーク

さまざまな『クラフトプレス』の実践者を招いて対話するトークイベントを、渋谷ヒカリエ8F COURTで実施します。聞き手となるのは、長野で小さな出版レーベル「風旅出版」を立ち上げた徳谷柿次郎(Huuuu)と、全国の小規模出版活動を支える長野県松本の印刷会社「藤原印刷」の面々。それぞれの本づくりの経験から、気になる現代の潮流までお話を広げていきます。

◆トーク①:徳谷柿次郎(風旅出版)×藤原章次(藤原印刷)×中井希衣子(出雲路本制作所)×山下優(青山ブックセンター)
「クラフトプレスのつくりかた(実践)」

作家・編集者・印刷会社といった本づくりの実践者が登壇し、「クラフトプレスの定義」から、その潮流まで語り合うトークセッション。本をつくり、自らの足で売り歩いたからこそ見えた「クラフトプレスから生まれる文化と可能性」について語り合います。

▼トーク内容
・いま、小規模でニッチな本づくりが、なぜ生まれているのか?
・クラフトプレスの定義は「アイデンティティの反映」
・「フォーマットがない」製造の過程に関わる楽しみ
・クラフトプレスだけで書棚は作れる?いま面白い「クラフトプレスの本」たち
・作り手同士の新しい連帯関係
・小規模で手弁当、だからこそ密になる「書店と作り手の関係性」
・タッグを組んでつくる「企業のアイデンティティを反映する本づくり」

●プロフィール
徳谷柿次郎(Huuuu/風旅出版)
1982年大阪生まれ。長野県在住。株式会社Huuuu代表取締役。全国47都道府県を編集している。主な仕事『ジモコロ』『Yahoo! JAPAN SDG`s』『SuuHaa』など。40歳の節目で自著『おまえの俺をおしえてくれ』を刊行。長野市で『シンカイ』『スナック夜風』を営んでいるSNS:https://twitter.com/kakijiro

徳谷柿次郎

藤原章次(藤原印刷)
1984年生まれ東京育ち、藤原兄弟の弟。 大学1年から人材系ベンチャー企業にて丁稚奉公したのち、大学卒業後は環境系ベンチャー企業に就職。 2009年に家業の藤原印刷に入社し、東京支店営業部に配属。印刷屋の本屋PTBS(PRINTING TELLER BOOK SERVICE)や心刷展・心刷祭など新規サービスの立ち上げを積極的に行うほか、個人やスモールチームからの本づくりの相談を最前線で受け止めている。
SNS:https://twitter.com/Fujihara_Jr 

藤原章次(藤原印刷)

中井希衣子(出雲路本制作所)
これからの本づくりのあり方を探るため2022年に出版人として独立し、京都で「(株)出雲路本制作所」を立ち上げ。2023年春に1冊目の書籍『私を取り戻す街(仮題)』を刊行予定。また今夏の開店に向けて、本やレコードが集合する制作拠点を仕込み中。過去の企画編集担当書籍に『サーキュラーエコノミー実践: オランダに探るビジネスモデル』(学芸出版社)、『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる:地域×デザインの実践』(学芸出版社)がある。
SNS(出雲路本制作所):https://www.instagram.com/izumoji_books/

中井希衣子(出雲路本製作所)

山下優(青山ブックセンター)
青山ブックセンター本店店長。1986年生まれ。2010年、青山ブックセンター本店入社。アルバイトを経て2018年11月に社員になると同時に店長に。ロゴの刷新や出版プロジェクトAoyama Book Cultivationを主導。
SNS:https://twitter.com/yamayu77

山下優(青山ブックセンター)

◆トーク②:藤原隆充(藤原印刷)×小倉ヒラク(発酵デパートメント)×内沼晋太郎(本屋B&B)×徳谷柿次郎(風旅出版)
「商業出版とクラフトプレス 〜本の新しい届け方/広げ方〜」

本づくりにおいて必要不可欠な「本を売ること/流通させること」について語るトークセッションです。既存の出版業界の構造をひもときながら、「新しい流通の仕組み」や「新しい資源活用の仕組み」など、クラフトプレスだからこそ始められる新しい本づくりの構造について語り合います。編集者や印刷会社、作家とさまざまな立場から意見を交換。真似したくなるアイデアが溢れるトークショー。

▼トーク内容
・出版業界の構造と「本1冊が安すぎる」問題
・クラフトプレスにできること(3つの還元)
・印刷への還元「サーキュラー的なリサイクル」
・書店への還元「仕入れの個性(ネーミング&棚&選書)」
・これからのクラフトプレスを支える?倉庫流通代行の仕組み

●プロフィール
藤原隆充(藤原印刷)
1981年東京生まれ。藤原兄弟の兄。コンサルティング会社、ネットベンチャーを経て藤原印刷へ入社。個人法人問わずアイデンティティを込めた本づくり「クラフトプレス」を提唱。企画・構想段階からサポートしている。また企業のオリジナルグッズの開発も。共著に『本を贈る』(三輪舎 2018年)。二児の父。趣味は知らない場所を歩く、物事の構造を考える。
SNS:https://twitter.com/printing_boy

藤原隆充(藤原印刷)

小倉ヒラク(発酵デパートメント)
1983 年生まれ。発酵デザイナー。下北沢「発酵デパートメント」オーナー。全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマとしたプロジェクトや商品開発、絵本・アニメの制作など展開。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボをつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求する。著書に『発酵文化人類学』(木楽舎)、47都道府県を旅した旅行記『日本発酵紀行』(D&DEPARTMENT PROJECT)等。YBSラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』パーソナリティ。2022年9月に新著『発酵ツーリズムほくりく』を出版。
WEB:hirakuogura.com

小倉ヒラク(発酵デパートメント)

内沼晋太郎(本屋B&B/BONUS TRACK) ※ 追加登壇者決定(3月1日更新)
1980年生まれ。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役、新刊書店「本屋B&B」共同経営者、「日記屋 月日」店主として、本にかかわる様々な仕事に従事。また、東京・下北沢のまちづくり会社、株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。
WEB:https://uchinuma.com/

内沼晋太郎(本屋B&B/BONUS TRACK)

●お申し込みについて
開催日時:2023年3月10日(金)トーク①18:40〜19:40 トーク②20:00〜21:00 
開場:17:00〜 
場所:渋谷ヒカリエ8F COURT
料金:2,000円(税込)
チケット:Peatixにて受付
https://craftpressmeetingmac.peatix.com

※残席がある場合のみ、当日券も予定。

■『クラフトプレス』を体現する本の展示

同イベントにおいて『クラフトプレス』を体現する本を、渋谷ヒカリエ8F COURTスペースにて展示販売。3月10日のイベント前後の数日間の日程で、「make (a) Camp」スペース内に特設販売スペースを設置、こちらでも展示・一部販売を行います。

クラフトプレスの一例:

『A GUIDE to KUROISO 栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町』
版元・企画・制作:風旅出版(株式会社Huuuu)
印刷:藤原印刷株式会社

雑誌『LOCKET vol.5』
企画・編集:内田洋介
印刷:藤原印刷株式会社

藤原印刷のもとに相談が持ち込まれ、完成した「クラフトプレス」の数々。

●実施概要
展示・販売期間:2023年3月10日(金)〜3月24日(金)11:00〜20:00
場所:渋谷ヒカリエ8F 『make (a) Camp』内の販売スペース
料金:入場無料

※3月10日(金)はイベント終了時までの販売となります。
※お支払いはキャッシュレス決済のみで、現金はご利用いただけません。
※利用可能なキャッシュレス決済は、クレジットカード/交通系IC/PayPayになります。

■ イベント概要

・イベント名:クラフトプレス・ミーティング supported by make (a) Camp
・日時:2023年3月10日(金)17:00〜21:00
・開場:渋谷ヒカリエ8階「COURT」「make (a) Camp」 
    〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1
・内容:本づくりの新しい潮流『クラフトプレス』について考えるトークセッション、書籍の展示販売など
・主催:Huuuu inc.、藤原印刷株式会社、Camp Inc.

■ 株式会社Huuuu 会社概要
社名:株式会社Huuuu
設立:2017年
所在地:長野県長野市西後町610-12 R-DEPOT 2F-D
url:https://huuuu.jp/ 
mail:info@huuuu.jp 
事業内容:コンテンツ制作、メディア運営、イベント企画、店舗運営
役員:代表取締役 徳谷柿次郎(とくたにかきじろう)

■ 藤原印刷株式会社 会社概要
社名:藤原印刷株式会社
設立:1967年
所在地:長野県松本市新橋7番21号
url:https://www.fujiwara-i.com/
mail: info@fujiwara-i.com 
事業内容:印刷全般、印刷物の仕様設計、本づくりのトータルサポート

■ 本イベントに関するお問い合わせ先
「クラフトプレス・ミーティング supported by make (a) Camp」に関するお問い合わせについては、下記へご連絡くださいますようお願い申し上げます。

株式会社Huuuu イベント担当者宛
info@huuuu.jp

■ 「make (a) Camp」とは
「make (a) Camp」とは、Camp Inc.がビジョンとして掲げる“偏愛で世の中に寛容をつくる”を体現し、「アートの社会実装」「クリエイターの支援」を目的とするプロジェクトです。
このプロジェクトの第一弾となる、渋谷ヒカリエ 8/のフラッグシップスペースのコンセプトは「カルチャーが交錯する価値観のたまり場」。ギャラリー・ステージ・アトリエ・ショップ・オフィス・レストスペースなどさまざまな顔を持つ“オルタナティブスペース”で、多様な人々が混ざり合い、あらたな価値が生まれる空間を目指しています。

テナント名:make (a) Camp
実施期間 :2022年12月23日〜2023年3月下旬(予定)
URL   :https://lit.link/makeacamp
営業時間 :11時〜20時(予定) ※営業日・営業時間は、渋谷ヒカリエの施設に準ずる
住所   :〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
アクセス :JR線・京王井の頭線「渋谷駅」と2階連絡通路で直結。東京メトロ銀座線「渋谷駅」と1階で直結。東急東横線・田園都市線・東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」B5出口と直結 ( http://www.hikarie8.com/access/ )
企画運営 :Camp Inc.( https://campinc.tokyo/ )

■ コラボレーション企画について
本スペースでは、さまざまな組織やチームとコラボレーションしたイベントやマーケットを開催予定。たとえばユーザーを集めたコミュニティイベント、作家やクリエイターを交えたアイディエーション、新規顧客へのアプローチを目的としたイベントなど、あらたな切り口の企画を実施できます。

コラボレーション企画や本スペースに関する詳細は下記資料をご覧ください。
[Camp Inc.]make (a) Campに関する資料_202301

■ 「make (a) Camp」に関するお問い合せ先
カルチャーショックスタジオ「make (a) Camp」に関するお問い合わせについては、以下へご連絡くださいますようお願い申し上げます。

株式会社Camp 「make (a) Camp」担当 宛
makeacamp@campinc.tokyo

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