2024年度 人権週間特設Webサイト制作|東京都総務局
国際連合が定めた12月10日の「世界人権デー」にちなみ、東京都が毎年12月4日〜10日の期間で、この街で暮らす誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指し実施している「INCLUSIVE CITY TOKYO 人権週間」。この東京都の人権週間について、令和6年に行われたキャンペーンのプランニング、またキービジュアルや特設Webサイト、コンテンツ制作を担当しました。
今回実施したキャンペーンは「寛容と尊重のエンタメ」。難しくなりがちな人権というテーマに対し、漫画や小説など身近なエンターテインメントを通じて、「寛容と尊重」について一人ひとりが考える1週間を提案。落語家の林家つる子さん、漫画家のカメントツさん、小説家のカツセマサヒコさんと、生活に身近な文化(=エンタメ)の担い手にインタビューを行い、各ジャンルの作品から見い出せる「寛容と尊重」、そして人権問題について考えるヒントやきっかけを伺いました。普段から親しんでいるエンタメや新たなジャンル・作品との出会いを通じ「寛容と尊重」について考え、行動するきっかけをつくれたらという願いが込められています。
デザインは、ロゴタイプやWebデザインにハートや星のモチーフマークを散りばめることで、エンタメのポップな魅力を入り口とした身近さや、「寛容と尊重」がそれぞれの心持ちや他者への想像性からはじまることを表現。全体のトンマナもあたたかく淡い色味で寛容や尊重という言葉のやわらかなイメージを表しています。なお、今回の施策はパートナーである株式会社アバンクとともに、テキストコンテンツと合わせインタビュー動画やCFも制作。車両広告ほかOOH広告、WebやSNSも動画広告を始め複数のクリエイティブを展開。またバイオリンクツールなども活用し、特設サイトへの誘導を高めました。



Credit
クライアント:東京都総務局
プランニング:横田大
ディレクション:横田大、須藤翔(Camp)
アートディレクション:植木駿(Camp)
デザイン:植木駿(Camp)
執筆:萩原雄太、和田拓也
編集:横田大、須藤翔、裏谷文野(Camp)
映像制作:株式会社ABANK
Link
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/jinken_syukan2024/