メディア&コミュニティ「ARToVILLA -アートヴィラ-」Instagram 戦略設計・コンテンツ企画・運用、SNS・Web解析|株式会社大丸松坂屋百貨店
株式会社大丸松坂屋百貨店(以下、大丸松坂屋)が運営する、アートメディア&コミュニティ「ARToVILLA」。このメディアのSNSの戦略設計・コンテンツ企画・運用、SNS・Webサイト解析(一部)を担当しています。
「ARToVILLA」は、“日常にアートを楽しむ扉をひらく”をコンセプトに、日本にアートを楽しむ視点を増やしていくことを目的として、2022年1月にオープンしたWebメディアです。本メディアのInstagramでは、アートが好き、でもアートを保有していない生活者に対して、暮らしのなかにアートを取り入れるきっかけになることを目指しています。
Campでは、Instagram立ち上げに伴う戦略設計やクリエイティブ制作にはじまり、Instagramを中心にFacebook、Twitterの投稿作成、またSNSやWebサイトの解析レポート制作といった、SNSの運用全般を担当。
投稿では各SNSに合わせた記事の紹介はもちろん、オリジナル連載「お部屋のアート、見せてください」の企画・制作も行っています。この連載企画は、生活にアートを取り入れているクリエイターの自宅にお邪魔して、作品やアートに対する想いを語っていただくもの。メディアの記事と同様に、実際にクリエイターに取材を行って投稿の作成を行っています。
さらに各投稿は、たんにテキストと写真で終わらすことなく、たとえばInstagramならその特性を活かし、フィード、ストーリーズ、リールなどひとつの情報を投稿方法ごとに適切な見せ方に変換することで、よりたくさんの人に情報が届くような工夫を施しています。
クリエイティブとしてポイントとしているのは、統一感とわかりやすさ。記事の紹介など通常投稿では、さまざまなテーマ・ビジュアルで表現している各記事の世界観を崩さず、Instagramもメディアもひとつのブランドとして統一感を出せるようビジュアルを設計。「お部屋のアート、見せてください」では統一感に加え親近感のあるデザインを目指し、扉絵には手描きのロゴやドローイングを施しています。アートのある暮らしをもっと身近に感じてもらえるように、作品やお部屋の紹介とともにインタビュイーの想いや人柄まで読み手に届くようデザインを行いました。
また、コンテンツとして情報を届けるうえで力を入れているのは、読み手にとってわかりやすいテキスト編集です。アートの楽しさを伝えるために、SNSではなるべく高尚に思えるような発信は避け、できる限り専門的な言葉を使わず、投稿をきっかけに詳しい内容を知りたくなるような表現を心がけています。
2022年8月1日〜31日には、アカウントの認知やエンゲージメントを促すため、「お部屋のアート、見せてください」から派生したキャンペーンも実施。ユーザーが自宅に飾っているアートの写真をハッシュタグをつけて投稿してもらい、投稿者のなかから抽選で50名の方にオリジナルトートバックをプレゼントする企画も行いました。
実施するにあたって、特別編として「ARToVILLA」のパートナーであるDOORSのバンドCHAIのYUUKIさん、モデルで文筆家の前田エマさん、料理家のワタナベマキさんのインタビューも公開。お手本投稿も投稿してもらい、ユーザーの参加を促しました。
Credits
クライアント:株式会社大丸松坂屋百貨店
プロジェクト推進サポート:株式会社ロフトワーク
SNS戦略設計:横田大(Camp)、澤木美奈(Camp)、ちゃんはる(Camp)
ディレクション:横田大(Camp)、澤木美奈(Camp)、ちゃんはる(Camp)
SNS運用:ちゃんはる(Camp)、小泉優奈
コンテンツ制作:ちゃんはる(Camp)、小泉優奈
デザイン:小泉優奈
イラストレーション:小泉優奈
Web解析:清水敬仁(緑プロモーション)、ちゃんはる(Camp)
Links
ARToVILLA
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