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Camp Inc.

渋谷を流れるスロウなひととき みんなでつくる“いつものトクベツ”

「SHIBUYA SLOW STREAM」企画・運営・サイト制作|渋谷ストリーム

Creative Work Space Produce 2021 -

「渋谷で豊かな時間を楽しむ」をコンセプトに、2020年11月渋谷ストリームにて始まった「SHIBUYA SLOW STREAM(渋谷スロウストリーム)」。雑貨、古着、レコード、フードなどさまざまな逸品、つくり手の想いが集うこのイベントが、2021年7月に装いもあらたにリニューアル。毎回変わるテーマに沿った趣向を凝らしたマーケットに加え、参加型・体験型のアクティビティや地域に根ざした活動も行っています。

Campではイベントスタート時より担当していた企画・キュレーションなどイベントの運用に加え、このリニューアルにおけるキービジュアルやWebサイトの制作、コンセプトワークのサポートを行いました。

新しくなったSHIBUYA SLOW STREAMのコンセプトは「渋谷を流れるスロウなひととき みんなでつくる“いつものトクベツ”」。会場である渋谷ストリームは、官民連携での渋谷川の再生によって野鳥が訪れるようになったり、都市部にはめずらしいゆったりくつろげるベンチがたくさんあったりと、渋谷とは思えないスロウな空気が流れるスペース。SHIBUYA SLOW STREAMは、そんな「スローテンポな渋谷」をもっと楽しんでもらい、いつしかこの催しが暮らしの中の“ちょっとトクベツな瞬間”として新たな風物詩となっていくこと目指しています。

2022年9月10日・11日に実施したSHIBUYA SLOW STREAMのテーマは「笑い」。バルーンアートや輪投げ、射的などの作家さんによるアクティビティから、すてきな雑貨や食品の集うマーケット。そして、落語やパントマイムといったパフォーマンスまで幅広いコンテンツが大集合。「往来で気持ちのいい声が聞こえる。子供たちが楽しくはしゃぐ声が聞こえる」といった心地よい街のひとときを目指し、イベントを開催しました。

9月10日・11日に実施したSLOW STREAMのテーマ、コンセプト
落語クリエイティブチーム「Z落語」を立ち上げ、渋谷を拠点にZ世代の視点で落語を再定義、発信するプロジェクトを主宰している桂枝之進さんによる寄席
「”街のよろず屋”的な存在を目指す」というRPGworksさんによる輪投げやさん「輪投げボーボー」

また、本イベントではSHIBUYA SLOW STREAM主催のコンテンツを3つ企画運営しました。

まず1つ目は、「福笑いうちわ」。思い思いにシールをうちわに貼ってもらい、福笑い気分で自分だけのうちわをつくるワークショップを実施しました。

2つ目は、オリジナル提灯づくりが体験できるワークショップ。昨年に続き、ポスターなどのイラストを担当しているSTOMACHACHE.さん直筆の提灯が並んでいる下で、お客様の好きな絵柄や言葉が描かれたオリジナルちょうちんが街の風景を彩りました。

STOMACHACHE.さん直筆の提灯と参加したお客様の提灯が並ぶ

そして、3つ目は恒例コンテンツとなった「渋谷川をぐるっと一周、ゴミ拾い」。渋谷川は、今ではカルガモなども訪れるようになりましたが、まだまだ川へのゴミの投げ入れの問題や季節によっては害虫の発生といった課題があります。SHIBUYA SLOW STREAMでは渋谷川周辺の景色や環境に目を向けて、みんなで居心地の良い水辺空間をつくっていく活動を行っています。

過去に開催したSHIBUYA SLOW STREAMの内容については、公式サイトに掲載しているフォトレポートをご覧ください。

REPORT of SHIBUYA SLOW STREAM vol.10

Credit

クライアント:渋谷ストリーム
企画・運営:Camp Inc.
ディレクション:熊井晃史
プロジェクトマネジメント:服部優稀(Camp Inc.)
Webディレクション:須藤翔、横田大(Camp Inc.)
アートディレクション:野田久美子
イラスト:STOMACHACHE.
Web開発:林田隆宏(idiomatic)

<2022年9月実施イベント パフォーマンス・出店者一覧> ※順不同
金子しんぺい from おむすびひろば/桂枝之進/佐藤だいすけ from ニジノ絵本屋のどこでもバルーン/Okk/ART THINKING WEEK 2022「よそおうのこれから」展 報告会/ニジノ絵本屋/輪投げボーボー/ストアルームいい/FLATROOM/papernica(ペパニカ)/松本康孝/JHRE /nano/石井メイドオリジナル/ アーバンファーマーズクラブ/渋谷どこでも運動場プロジェクト

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