「みぞのくち醸造所」クリエイティブディレクション・店舗ロゴ、販促物、ECサイト制作|株式会社ローカルダイニング
「ゼロからの挑戦。神奈川・溝の口が拠点のマイクロブルワリー」がコンセプトのブルワリー&タップルーム「みぞのくち醸造所」と、そのフラッグシップとなるブランド「ノクチビアーズ」「ウタウト」「ワラウト」。この一連のプロジェクトのトータルディレクション、またプロダクトやブルワリーのロゴ・各種販促物・ECサイトなどのクリエイティブを担当しました。
「地元に愛されるビールとコミュニティをつくりたい」そんな想いを体現するようなアートディレクションを行ってくれたのは野田 久美子さん。
コンセプトのとおり、PJの初期段階では本当にゼロからの出発。醸造所や店舗はもとよりビールも未完成だったため、「このビールを飲む人やその場所が楽しい雰囲気になってほしい」という願いと、「ビールをゼロからみんなでつくっていく」というプロジェクトの特性を最大限に膨らませ、イメージボードを何度も重ねながら、コンセプトやビジュアルに落とし込んでいきました。
そうした中でまず、溝の口を中心にお店を展開してきたクライアントの地元へのリスペクト、また店舗が入るコワーキング&ダンススタジオ「BOIL」の窓と、タップルームを併設する醸造所のひらけたイメージから、「みぞのくち醸造所」のロゴを制作。
ほどなく、ブルワリーの顔となる各ブランドのキービジュアルには、イラストレーターのnorahiさんを起用することが決定。ディスカッションを重ね、ビールの概要やそのコンセプトを固めていきました。
「ノクチビアーズ」は、ブルワリーにとって最初のプロダクトであることや、日々進化するビールであることから造り手がモチーフ。「ウタウト」はその名のとおり、口にした途端にみんな気分が良くなって、鼻唄を歌い出してしまうように会話が弾むビールのイメージ。「ワラウト」はひと口飲んだら、だれもが思わず破顔してしまうようなイメージで、それぞれ描きおろしていただいたものが、そのままロゴマークになりました。
また、2023年11月末に発売された缶ビールのラベルデザインも担当しました。
WEBサイトでは、ブランドサイトとECを兼ねるものにすべく、Shopifyのテンプレートをカスタマイズすることで制作。アートディレクションを担当した野田久美子さんに監修を行ってもらい、「ノクチビアーズ」の鮮やかなオレンジのキーカラーを踏襲。また各ページの挿絵もnorahiさんに依頼するなど、テンプレートといえど細部にまでこだわり、ページを見ていると「楽しい」気持ちが込み上げてくるようなサイトを目指しました。
Credits
クライアント:株式会社ローカルダイニング みぞのくち醸造所
エージェンシー:RONKIWA LLC.
プロダクション:Camp Inc.
プロデュース:内藤伸介(RONKIWA LLC.)
プランニング:内藤伸介(RONKIWA LLC.)
ブランド戦略:藤枝慶(Banryu inc.)
コピーライティング:藤枝慶(Banryu inc.)
プロジェクトマネジメント:金田ひかり(Camp)
ディレクション:金田ひかり(Camp)
Webディレクション:ちゃんはる(Camp)、須藤翔(Camp)
アートディレクション:野田久美子
デザイン:野田久美子
イラストレーション :norahi
撮影:馮 意欣
Web開発:林田隆宏(idiomatick)
瓶エチケット印刷 : Cosmotech Inc.
Links
みぞのくち醸造所 公式サイト
コスモテック note記事 「みぞのくち醸造所 クラフトビールラベル」
haconiwa記事「子供から大人まで楽しめる!地域に根ざしたクラフトビールのブルワリー&タップルーム「みぞのくち醸造所」」
コスモテック note記事「【 続 】 みぞのくち醸造所 『 ノクチビアーズ 』 」